こんにちは、ひかりんパパです
今回は子供の「習字」に関してご案内します。
最近、パソコン普及で文字を書く機会が減っていますが、「字がきれい」だと好印象です。
お祝いや香典を包む場合は手書きです。
そんな時、「字がきれい」という特技は何かと役に立ちます。
そんな事情もあって、現在でも習字は人気の習い事です。
1.習字は人気の習い事
書道・習字は東大生の人気ランキング4位、一般の人気ランキング2位と人気の習い事です。
英会話と同じくらい、男の子、女の子の差がなく、特に小学生に人気です。ひかりんパパのように大人になって字が汚いと、ちょっと肩身が狭い思いをします。
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2.習字を習うことで向上する能力
字がきれいになります。
大抵の習い事は相対的にできている、できていないを判断しますが、習字の「字がきれい」は絶対的な評価です。お手本をしっかり見ながら書く訓練は、観察力や注意力を育みます。文字の形をしっかり目でとらえて、集中して黙々と書く訓練は集中力を養います。特に、昔ながらの書道のやり方を踏襲している教室の場合、静かな空間で正座をして、心を落ち着かせて文字と向き合います。落ち着いて物事に取り組む習性と、忍耐力を同時に育みます。
3.習い事としての習字の特徴
半紙に書かれる文字には、心の状態がそのまま表れます。
半紙に向かって文字を書く時には、自分の気持ちを整理して落ち着いた状態になってから書き始めます。習字が上達するほどに、深いレベルまで精神を落ち着かせます。結果として筆を取るまでに長い時間を要します。週に1回、1時間、精神を静かに保つ機会は貴重です。
自分の気持ちをコントロールする能力が身につきます。
清書がさらに集中力を高めます。習字で清書をする一瞬はとても緊張します。清書するまでには練習の段階を踏みます。まず、お手本をみてどうやって書くかを考えます。その後、ゆっくり何度も書いて練習を続け、徐々に緊張感が高まります。周りの雑音が気にならないくらい集中して、精神がピンと張りつめたピークの状態になったらおもむろに清書します。
4.習字の勉強能力への影響
習字で字を書くことが好きになります。
勉強は書く作業を延々と行います。授業でノートを取ることはもちろんのこと、勉強した内容をまとめること、問題集を解く時も手で文字を書きます。読む(見る)だけで記憶しようとすることもありますが、手で書いた方が記憶へ定着します。きれいな字で書かれたたノートは、後で見直したくなり復習の習慣化につながります。
習字は半紙の中に文字をバランスよく配置します。
この経験はノートをきれいにまとめることにつながります。ノートをすっきり見やすく、わかりやすく整理するには、内容を根本的に理解して、授業内容や参考書の記述を自分の中で事前に整理する必要があります。大項目は書き出しの位置を揃える、中項目には番号をつけるなどの工夫は、内容をきちんと理解、整理していないとできません。
「東大生のノートは美しい」と一時期話題となりました。
文頭をすっきり揃える、図を正確に書くために、縦の位置を揃えるためのドットが印刷されたノートも増えてきました。
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5.習い事としての習字にかかる費用
習い事としての習字にかかる費用の目安をご案内します。
入会金:3,000円~6,000円
月謝 :2,000円~5,000円(週1回コース)
教材費:5,000円~10,000円(年間)
道具類:10,000円(入会時のみ、筆、すずり、バッグなどの道具用品セット)
初年度に必要な費用は、40,000円~86,000円が目安です。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
習字は1人で字を書き、作品に仕上げます。
その過程では様々な感情や葛藤と向き合いながら精神を安定させます。
勉強もまた自分と向き合います。
つまり、習字と勉強には共通項が多いといえます。習字での数々の経験は、勉強する上で必ずプラスとなります。集中すべき時に、集中できるようになります。習字を習うことで、集中力と精神面のコントロールができるようになります。
頭の良い人は、字が上手いという推論があります。ひかりんパパは誤りではないと思います。論述問題では、字がきれいな人の答案には説得力が増します。
少し横道にそれます。
難関資格の司法試験では、文字を大量に書きまくる必要があります。試験官はベルトコンベアーのように評価していきます。その時、きれいな字で書かれた答案が流れてくると、試験官も人間ですから、好意的に採点してくれる可能性が高いです。
習字は毎週日曜部、1~2時間と通いやすく、費用もさほどかかりません。
平日には別の習い事、ふたつ目の習い事として習字は大変オススメです。