こんにちは、ひかりんパパです。
今回はスイミングスクールのメリットに関してご案内いたします。
ひかりんは喘息持ちですので、できる限りスイミングスクールを続ける予定です。親がスイミングスクールに通ったことがない場合や、泳ぎが苦手な場合、スイミングスクールのメリットを体験として理解していません。そのため、子供をスイミング通わせようという動機に乏しいと思います。
ひかりんパパの経験で言えば、スイミングスクールに通った経験は良い方向に出ています。
子供の習い事として、スイミングスクールに通わせる判断材料になれば幸いです。
目次
1.スイミングは小学生に一番人気の習い事
スイミングスクールは小学生の習い事で一番人気です。
小学校低学年で4割弱の子供が通うのですから大変な人気ぶりです。
小学校低学年で水泳教室に通う割合:39.8%
小学校中学年で水泳教室に通う割合:35.9%
小学校高学年が水泳教室に通う割合:29.4%
こそだて家族研究所:小学生ママの「子どもの習い事・身につけさせたいスキル」レポート
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2.スイミングのメリット
2-1.スイミングのメリット①:全身をバランスよく鍛えることができる
スイミングの最大の特徴は、浮力により骨(間接)と筋肉への負担が軽いということです。
成長期の子供にとって、関節や骨に負担をかけずに運動ができるということは大きな魅力です。左右非対称で体を使うスポーツと違い、基本的には左右対称の動きを繰り返します。その結果、全身の筋肉がバランスよく鍛えられゆがみが起こりにくいです。
ひかりんパパは中学校時代のサッカーでひざを痛めてしまいました。
この痛みが完全に消えるまで10年以上かかりました。また、足の筋肉が発達しすぎたせいか足が少し短めです。
これから子供に運動系の習い事をさせたいと思ったときに、安心してはじめられるのがスイミングスクールです。
2-2.スイミングのメリット②:心肺機能と基礎体力の向上
水の中では常に水圧がかかります。
呼吸筋が活発に動き、陸上でのスポーツよりも効率よく心肺機能を鍛えることができます。陸上のスポーツの場合、足の筋肉を使い常に立っている必要があります。水泳と同じ強度の運動を行った場合に、より早く息が乱れてしまいます。反対に水泳は、陸上のスポーツよりも筋肉を強く使うことが少ないため、息が乱れにくく、強度の高い運動を長い時間続けられる特徴があります。
泳いでいる間には定期的な呼吸しかできません。
種目ごと、呼吸できるタイミングが制限されています。すると、限られた呼吸タイミングで深い呼吸を行うことになります。この呼吸法が喘息治療に効果的と言われています。
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水圧がかかった状況をご説明します。
細かな誤差(※にて補足)を気にしなければ人間には1気圧かかっています。
プールに入り10メートルもぐると2気圧かかります。今いる場所の気圧の変化、具体的には天気と高度(海抜??メートル)で変わります。2気圧かかった場合、人間の肺は半分ほどの大きさに縮まります。体の外が2気圧になったことで、空気の詰まった肺が押しつぶされます。そして、ちょうど半分になったあたりで、肺の中の空気が2気圧になり、体の外の気圧と釣り合いが取れるのです。
3.スイミングのデメリット
3-1.プールの水は塩素まみれ
プールでは雑菌処理のために、大量の塩素が使われています。
たくさんの人が同じプールに入りますので、垢や菌、ウィルスなどが人の体からプールへ入ってしまいます。その水には行っても大丈夫なように大量の塩素を入れている訳です。
塩素の影響が出やすいところは以下の2点です。
- 髪や爪が痛む
- 皮膚が乾燥する
また、アトピー性皮膚炎の子供は、スイミングに通わせることをかかりつけ医に相談してください。また、いくら塩素で雑菌処理しても、結膜炎やプール熱、水イボなどの感染症にかかる可能性はあります。
3-2.熱中症
プールでも熱中症は起こります。
スイミングに出かける前、レッスンが終わった後にコップ一杯程度の水分を摂っていただきたいです。
プールの中では熱中症に気付きづらい。
「プールの中は冷たいし、熱中症になるわけないでしょ」と考える方、多いと思います。
細かな状況を考えて見ましょう。
温水プール | 屋外プール | |
水温 | 30度~32度 | 28度~30度 |
気温 | 30度~34度 | 32度~34度 |
湿度 | 90%超 | 60%超 |
どちらも熱中症が今すぐ発症しても不思議ではない環境です。
プールで泳ぐと汗を大量にかきます。
でも、泳いでいると口に水が入りますので、のどの渇きを感じにくいです。結果として、水泳中は体の水分が失われていることに気付きづらいのです。体の水分が減った場合、足がつること(筋肉のケイレン)で知ることができます。
ひかりんパパの熱中症体験
ひかりんパパは5月のある日、温水プールで熱中症にかかりました。
いつものように辛いマスターズ練習を終えると体が少し変です。体全体が少ししびれているようです。練習中も水を飲んでいるのですが、水分が不足していると思い、水をカブ飲みして、プール内をゆっくり歩いて様子をみます。体の痺れはどんどんひどくなり、プールから出て椅子に座りこみました。
そこから一歩も動けなくなります。
全身から汗が噴出し、体全体のしびれはとまりません。このまま歩いて帰れるとは到底思えず、救急車を呼んでもらうかを延々悩み続けます。30分ほど休憩していると徐々に症状が回復、1時間経過した頃にはゆっくり立ち上がり歩いて帰ることができました。
それが熱中症と知った次のマスターズ練習の時です。
水泳仲間のほとんどが、ひかりんパパと同じ症状を経験していて、その症状こそが熱中症の特徴だと教えてもらいました。熱中症の症状は本当に辛いです。真夏でもない時期に起こりますので、ご注意いただければと思います。
ひかりんパパが熱中症になった原因は水分不足です。
この日は昼から多忙で、立ち食いソバの昼食を済ませてから何も飲まずにスポーツクラブのプールに行きました。練習中にはいつも通り水分補給を行っていましたが、それ以前に体の水分がかなり不足していたのでしょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はスイミングのメリットに関してご案内しました。
こちら以外にもメリットは多くありますが、あまりにも記事が長くなってしまうので割愛しました。
大人になった時、水泳が得意なことはかなりプラスになります。
健康診断でメタボを指摘され、若い頃とは違う重い体でマラソンを始めたら怪我のもとです。年齢を重ねて、スポーツを始めようと思った時に水泳は最適です。
また、今後ご紹介予定ですが、東大生のスイミングスクール経験が突出して高いことが分かりました。もしかすると、知能の発達にも水泳は好影響なのかも知れません。