こんにちは、ひかりんパパです。
今回は、ひかりんの喘息、クループ症候群と肺炎に関してご案内します。
ひかりんは今6歳です。
喘息の発作も出なくなり、体の成長と共に体も丈夫になってきている印象があります。ただ、乾燥した場所で息が切れると多少ゼーゼーするようで、完治までには時間がかかりそうです。子供の息が苦しそうな症状が出ると親は大変あせります。
今回、ひかりんが喘息、クループ症候群と肺炎にかかった状況と、その後に関してご案内します。
お子さんが急な病気にかかった時の参考になれば幸いです。
1.喘息の症状が初めて出た
ひかりんの喘息に気付いたのは2歳の頃です。
時々ゼーゼー息をしていたので、ひかりんパパの弟を見てきた経験から喘息を疑い、近所の小児科を受診しました。現在の医療では、小児喘息であるとの判断は、その症状が連続して発生するかで判断するとのことで、薬を処方してもらいその日は帰りました。
その後も何度か発作を起こしていますが、ひかりんの症状は軽いようで、吸入と飲み薬だけで症状は落ち着きます。
2.クループ症候群
3歳の秋、ひかりんはかぜを引いて寝ていました。
夜の9時頃からおかしな咳をします。ケンケンのような、オゥオゥのような音です。後日ネットで調べたら、「オットセイの鳴き声」と表現するようです。いつも8時に寝ているのに苦しくて眠れない様子です。とはいえ、救急車を呼ぶことを決断出できるほどの症状ではなかったので、東京消防庁の救急相談センターに電話をかけ簡単な問診を受けました。
参考リンク>>>#7119 救急相談センター
救急病院に行ってくださいとの指示を受けます。
近所の大学病院への連絡を取ってもらい、タクシーに乗って出かけました。外に出ると、ひかりんの苦しさが若干収まったようで、咳も少し落ち着いた印象です。でも、この状態で一晩過ごすのは不安でいっぱいでしたので、そのまま大学病院に行きました。
病院では、クループ症候群であると説明を受けます。
声を出すところ(喉頭)の付近が腫れて気道が狭くなっているとのこと。小さいうちは元々の気道が狭いことで症状が出やすいけれど、小学校に入る頃には体が大きくなるので症状は出にくくなるそうです。ちょっと強めらしい薬を吸入すると、症状はすっかり治ります。
翌日からはかかりつけの小児科の診療へと引き継がれました。
「同じ症状になったら深夜でもいいので連れてきてください。」とのアドバイスもいただきました。ちなみに外に出た時に症状が改善したことを質問すると、「冷えた外気を吸った事で炎症部分が少し収縮したのでしょう。」とこのことでした。
幸いなことにクループ症候群の発症はこの1回きりです。
先生のアドバイスどおり、秋から春にかけては加湿器をフル稼動させる生活を送っています。ひかりんのクループ症候群の原因ははっきりしませんでした。ウィルス性の場合、最近が原因の場合のあるようです。ちょっと変な咳だなと思ったら、救急相談センターに連絡することをオススメします。
症状によっては、近所の救急病院の状況まで確認してくれますので、指示通り行動すれば安心です。
参考リンク>>>救急よりみた子どもの傷病
3.肺炎
3-1.初めての肺炎
3歳で迎えたゴールデンウィーク、通い始めた幼稚園でかぜを引いたひかりんは、ずっと寝込んでいました。
かかりつけの小児科に行くも、かぜ薬と熱さましのとんぷくを処方されるだけです。薬を飲んでも改善しません。また、クループでお世話になった大学病院も、外来を受け付けてくれません。救急外来を受けるほどのひどい症状ではなかったため、そのまま祝日を過ごした後、大学病院で診察を受けました。
病名は肺炎、ただしもう治りかけだったようです。
病原体はその辺にありふれているもので、特別なものではありませんでした。まさか肺炎に悪化しているとは思えず、ひかりんにはかわいそうなことをしてしまいました。
3-2.回目の肺炎、そして入院へ
幼稚園のおゆうぎ会は近所の小学校の体育館で行われました。
4歳の年少さんのひかりんは、底冷えのする会場で体を冷やしてかぜを引いてしまいます。なかなか症状がよくなりません。ひかりんママと交代で看病したいのですが、年末近いこともあり会社の休みが取れません。
そんなある日、21時頃に家に帰るとぐったり、症状の悪化したひかりんが横たわっていました。
重篤な症状に見えました。横向きになり、目はぼんやり苦しそうです。ひかりんママは症状の重さに判断力を失って、ただひかりんの背中をなでているだけです。とても夜を越せないとひかりんパパは判断し、そのままいつもの大学病院の救急窓口に駆け込みました。
先生が血中酸素濃度を調べると、85付近をうろうろしています。
すぐに酸素マスクをつけて点滴を受けます。先生からは、「この治療で90以上にならないと入院」と言われていました。それがどれほど問題か、素人のひかりんパパと、ひかりんママには分かりませんでした。先生からは救急病院に連れてくるには、ちょうど良いタイミングだったと言われました。それほど症状が悪化していたのです。
ひかりんは、前回かかったクループの経験で、点滴が終わったら帰る気満々です。
でも、ひかりんパパとひかりんママは「きっと入院」と思っていました。仮に、自宅に連れ帰ったとして、一晩あずかれる自信がありませんでした。もしかしたら、ひかりんを殺してしまうかもと怖い気持ちもありました。2時間ほど治療を行いましたが、症状は改善せず、ひかりんはそのまま入院となりました。
3-3.ひかりんの入院生活
ひかりんの入院は結局2週間続きました。
ひかりんママは13時(面会開始時間)から面会、ひかりんパパは勤務時間を調整して17時から面会です。入院最初、消灯時間の21時近くまで病院にいましたが、「帰らないで~」という泣き声が精神的に辛かったことを覚えています。その後、晩御飯を食べたら帰るというルールをひかりんと約束してから、泣くことは徐々に減っていきました。
夕飯で帰るとしたのには理由があります。
夕食を食べて薬を飲んだら、ひかりんは寝るだけです。また、夕食の時間帯に当の先生が顔を出し、病状に関して教えてくれます。先生が来るとひかりんがかなり怖がるので、先生が去った後は帰りやすいタイミングでもありました。
治療は常時酸素吸入と安静です。
そこに、薬の吸入と飲み薬が加わります。ひかりんは飲み薬を嫌がらない子供でしたのでその点は安心でした。1週間の入院予定が伸びに伸びて、入院から2週間でやっと退院となりました。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ひかりんは比較的丈夫ですが、インフルエンザに2回かかるなど、かぜを引きやすい傾向があります。きっと気管支が弱いのでしょう。
喘息の予防といえば水泳が定番です。
退院したのがちょうどクリスマスの時期でしたので、暖かくなった4歳の3月からスイミングスクールに通っています。そこからは、喘息の発作もおきていないので、一安心しているところです。
あれほど通った大学病院も入院以来ご無沙汰です。この調子で成長していって欲しいものです。