こんにちは、ひかりんパパです
今回は習い事の水泳に関してご案内します。
このブログでも数多くの記事でご案内していますが、水泳は子供の習い事で最も人気が高いです。水泳の人気は最近高まったものではなく、ひかりんパパが子供だった30年前から人気がありました。
今回、習い事として水泳が人気の理由をご案内致します。
1.水泳は習い事として一番人気
水泳は最も人気の習い事です。
小学校低学年で40%弱という比率です。5人いたら2人は通っている、小学校高学年になっても3割弱をキープしています。
水泳教室平均開始年齢は5.6歳
小学校低学年で水泳教室に通う割合:39.8%
小学校中学年で水泳教室に通う割合:35.9%
小学校高学年が水泳教室に通う割合:29.4%
こそだて家族研究所:小学生ママの「子どもの習い事・身につけさせたいスキル」レポート
怪我が少なく全身をバランスよく動かせるスポーツであること、小さい頃から習わせやすいことが人気となっている一番の理由でしょう。
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水泳をやってよかった、メリットがあったという意見をご案内します。
- 基礎体力がついた
- 体を動かす習慣が身につき、ずっとスポーツを続けることができた
- 心肺機能が高まった
- 水の中でバランス感覚が上がった
- 体幹が鍛えられた
- 全身の筋肉が鍛えられ、バランスの良い体格になった
2.水泳を習うことで向上する能力
泳ぐ能力が向上します。
泳ぐ技術はいつの間にか身に付く能力ではありません。自分で努力して覚えるか、泳げる大人が指導しないとずっと泳げないままです。学校のプールの授業で子供に恥ずかしい思いをさせないために、スイミングスクールに通わせる親も多いです。
体が発達して体力がつきます。
水の中で活動すると心肺機能が鍛えられ、免疫力も高まります。水圧を受けながら泳ぐことで、呼吸機能が高まり、血管や皮膚が強くなります。また、息継ぎをコントロールしながらの前身運動ですので、体力がつくことも間違いありません。
水泳は反復練習が基本ですので、忍耐力と集中力が養われます。
特に、どんなに息が苦しくて疲れていても、「あと、10メートルでゴールだ」と、もうひと頑張りを要求される場面が多いです。このような訓練を積み重ねると、忍耐力だけではなく、物事をやりきる意志の強さも身につきます。
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3.習い事としての水泳の特徴
練習して上達したことを実感しやすい進級制度があります。
多くのスイミングスクールでは、泳力レベルに合わせて級が割り当てられます。練習は同じ級の子供がコースに分かれて行われ、定期的に行われる進級テストに合格すると、次回からひとつ上の級で練習します。誰がどの級かを視認しやすくするため、スイミングキャップに色のついたバッチをつける、スイミングキャップの色が変わるなど、スイミングスクールによって工夫されています。
そのため、誰がどの級なのかは一目でわかる残酷な仕組みです。
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小さな成功体験の積み重ねができます。
先ほどご紹介の通り、スイミングスクールには進級制度が導入されています。自分の努力で進級を勝ち取ったという自信と誇りは得難い経験です。こうした経験は、子供の自信や前向きに取り組む力、新しい物事に挑戦する意欲を育ててくれます。
実力だけを基準に評価されるシステムは、子供にとってもわかりやすいです。
進級して新しいバッチを受け取ると嬉しい気持ちになります。多くの子供は進級することを楽しみに取り組んでいると思います、それは、日々の練習という努力が評価され、結果がついてくる証です。ひかりんパパの通っていたスイミングスクールでは、進級すると新しいバッチをキャップにつける仕組みでした。新しいバッチをもらった時の嬉しさは今でもはっきり覚えています。
水泳は身体能力の差が出にくいです。
ひかりんパパは11月生まれ、4月~5月生まれの子供と比べると身体能力に劣っていました。特に球技は苦手です。水泳というスポーツは体が小さい、運動能力のあまり高くない子供でも、練習を重ねて正しい技術を身につければある程度までは必ず泳げるようになります。少なくとも数年スイミングスクールに通った子供が、「全く泳げない」ということはありません。
4.水泳の勉強能力への影響
水泳で「やればやるほどできるようになる」という成功経験を重ねます。
「何事でも練習すれば必ずできるようになる」が無意識のうちに自分に刷り込まれます。これが勉強の姿勢にもつながり、わからない難しい問題も、「地道に攻略していけばいつか解けるようになる。」と考えます。どんなに難しい問題、大量の暗記モノも「無理だ」とは考えず、ひるまず果敢に取り組むようなチャレンジ精神につながります。
速く泳ぐ工夫で脳トレ効果が発生します。
水泳を始めた当初、誰もがガムシャラに泳ぐだけです。少し級が進むと泳法や手足の動きを意識します。4泳法マスターすると、速く泳ぐにはどうしたら良いか?手の動きは?キックは?と悩み、コーチの指導を受けてベストな動きを意識して泳ぐようになります。全身運動で複数のポイント気にかけながら泳ぐことは大変難しいです。それでも、手の動き、姿勢、キックの打ち方を意識して泳ぐことで速度が上がります。
全身の部位が違う動きをするだけで脳に良い刺激となります。
さらに、その動きを脳で絶えず意識することで、脳トレ効果が期待できます。速く泳ぐには物事を研究し分析する力が必要です。水泳はどういう動きをしたら速くなるかがわかりづらいです。そこでコーチに熱心に質問する、親にビデオ撮影してもらう、本を読んで速く泳ぐ方法を研究する必要があります。
実は速く泳ぐための答えはひとつではありません。
体型、骨格、関節の柔らかさ、筋肉の部位別の強弱など人によって差があります。その差を埋めるのは自分自身の感覚に頼るしかありません。「手足や全身をどのように動かせば速く泳げるか?」は、本で読んだ知識やコーチの助言をもとに、試行錯誤する必要があります。このことが、物事を研究し分析する力の習得につながります。
勉強は体力勝負です。
水泳で体力がつくことはご承知の通りです。勉強も長時間同じ姿勢で集中力を発揮する必要があり体力勝負です。長時間の勉強をこなす体力が水泳によって培われます。また、水泳は息が苦しい状態で「あと少し」と粘って泳ぎ続けます。苦しい練習に耐えることで忍耐力がつき、粘り強さ、根性が身につき、つらいこと苦手なことから逃げない姿勢が習慣化して勉強への好影響になります。
まとめると、水泳という習い事は勉強面において、以下のような能力を養うことができます。
- つらい勉強にも前向きの取り組める力
- 粘り強く勉強する姿勢
- 勉強を続ける体力
5.習い事としての水泳にかかる費用
習い事としての水泳にかかる費用の目安をご案内します。
- 入会金:5,000円~10,000円
- 月会費:5,000円~8,000円(週1回)
- 道具代:5,000円(水着・ゴーグル・スイミングキャップなど)
初年度に必要な費用は、70,000円~110,000円が目安です。
ひかりんが通っているスイミングスクールは費用が高めです。また、週に2回通っていますので、1年あたり130,000円程度かかっています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回習い事としての水泳のポイントをご案内しました。
水泳は運動が苦手な子供に特にオススメしたい習い事です。
「今まで泳げなかったけれど、25メートル泳げるようになった」などと、技術が身についていることをはっきりと自覚できます。ひかりんパパは体育の授業は苦手だったけれど、プールの授業はみんなより泳げるので好きでした。また、スイミングスクールに通ったおかげで、運動神経のコンプレックスがなくなりました。
この点、他のスポーツ系の習い事では望めない特長です。
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野球やサッカーを例にあげます。競技の特性上どの程度上達したのか?そもそも技術がついているのかが実感しづらいです。また、運動能力の低い子供は試合へ出場機会が少なく、能力発揮の機会も制限されます。
地道に練習すれば上達する。
このシンプルすぎる事実を、子供がはっきりと実感できる習い事は少ないです。子供自身が「地道に練習すれば上達する」と実感できることこそが、水泳を習わせる最大のメリットと言えるかもしれません。