こんにちは、ひかりんパパです。
この記事は4月中旬に書いています。
やっと花粉の季節が終わり、目のかゆさが収まって来ました。
ブログ記事もスピードアップして掲載していきます。
今回は、スイミングスクールに通い始めたけれど、「いつまで続けたらいいの?」という疑問に答えていきたいと思います。
まず、なぜこのような記事を書こうと思ったかをご案内します。
いつものように、観覧席から子供のスイミングスクールの様子をのぞいていました。ひかりんは小学校上級コースで練習しているので、レッスン終了時間が19時近くになります。一年生の女の子をひとりで帰らせるには心配な時間です。仕事が早く終わった日は、ひかりんパパがお迎えに行っています。そんな時、気になる発言が聞こえて気まました。
「ウチの娘はもうすぐバタフライ合格しそうだからやめさせようと思っている。」
ひかりんパパの考えでは、4泳法マスターしてからやめることと、背泳ぎや、平泳ぎマスター時点でやめることに大きな差はありません。水泳を生涯楽しめるようになるには、4泳法をマスターしてからもある程度練習する必要があります。スイミングはいつかやめる日が来る習い事です。とはいえ、良いやめ時、オススメできないやめ時があります。
ひかりんパパが考える良いやめ時を先にご案内します。
- 子供がスイミングをやめたいと思い、その理由に親が納得した時
- 別の習い事(受験勉強含む)に興味を持った時
- 目標をクリアした時
今回スイミングをやめるタイミングに関してご案内します。
目次
1.子供がスイミングをやめたいと言い、その理由に親が納得した時
スイミングをやめる一番大きな理由は、「子供がやめたいと言い、親が納得した場合」でしょう。
やめたいと思う理由には、「進級できない、思うように泳げない」があります。周りの子供よりも上手に速く泳ぐことができれば、自己承認欲求が高まり、水泳を続けたい気持ちが強くなると思います。やめたいと思う理由は水泳に対する意欲の低下です。この場合、少し様子を見ることをオススメします。
進級することで、子供のやる気スイッチが入ることがあります。
皆さんも、上司にほめられ、給料やボーナスが増えることでやる気が出ると思います。お母さん方は、料理をほめられることでやる気が出るでしょう。子供もちょっとしたきっかけでやる気が高まります。
2.別の習い事(受験勉強含む)に興味を持った時
2-1.男の子の場合
小学校中学年になると、サッカーや野球に興味をもつ男の子が増えます。
サッカーや野球のクラブチームに入り、上手にプレーできる場合、スイミングスクールへの興味は急速に薄れていきます。
ひとつのことを続ける大切さを教える(知ってもらう)ため、苦手な習い事をあえて続けさせるというのもひとつの考え方です。選手コースの場合は週末に試合が入ります。サッカーや野球のクラブチームの試合も週末に組まれます。
どこかで水泳との両立が難しくなってきます。
どちらも上手であればこそのぜいたくな悩みです。最終的には、子供にどちらのスポーツを続けるか決めさせるのがよいでしょう。
2-2.女の子の場合
級が上がると、大人っぽい水着になります。
後ほど紹介しますが、4泳法をマスターして、タイムの速さを求める練習に切り替わると水着が変わるスイミングスクールが多いです。子供っぽい厚い素材の水着やメッシュキャップから、薄い素材の水着やシリコンキャップに切り替わります。女の子の大きなモチベーションになります。
成長するにつれ、周りと自分を比較する傾向が強まります。
言いかえると空気を読みやすいということです。お友達より進級している場合も、遅れている場合も気にするのが女の子です。そんな女の子は、自発的に興味の向き先が変わることはありません。お友達や、親の考え方をくみ取って、意見を持つことが多いです。女の子をもつ親は、子供にスポーツを続けさせることに執着しません。
別の習い事に変えるのではなく、受験勉強に集中する目的で退会することが多いです。
親からの受験勉強をがんばって欲しいという方針を理解し、興味の矛先を受験勉強に向けてくれるでしょう。子供自身にスイミングスクールへの未練がないのであれば、やめさせてもよいと思います。
3.目標をクリアした時
入会当初は些細な目標でスタートしたスイミングスクール、通った期間が延びるほど高い目標を設定しがちです。
3-1.4泳法マスター
目標を4泳法マスターとしている方が多いです。
単に4泳法マスターというと理解にズレが生じそうですので少し補足します。クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを25メートルずつ泳げるようになり、進級テストに合格できた状態を4泳法マスターと呼びます。
水泳経験者&マスターズ選手の立場からお伝えします。
単に4泳法で25メートル泳げただけです。泳ぎのレベルは非常に低く、マスターなどと呼べるレベルではありません。4泳法マスター時点では、すべての種目で泳ぎのレベルが低いです。
スイミングスクールも商売です。
長期間同じクラスに留まると、退会してしまう可能性が高まります。すると、多少は目をつぶって合格させることがあります。つまりは、バタフライに合格しても、それは「レベルの低いバタフライ」ということです。出来ればもうしばらく水泳を続けることをオススメします。
3-2.タイムの速さを求める練習の楽しさ
タイムの速さを求める練習の楽しさは、タイムという絶対的な評価で判断される点です。
4泳法マスターすると、個人メドレーやタイムの速さを求める練習に切り替わります。スイミングスクールに通う目的が大きく変化するタイミングです。練習がタイムの速さを求めることで、子供の気持ちに変化が生じます。
具体的には、「スイミングが今までより楽しくなる」、「スイミングがつまらなくなる」のどちらかです。
スイミングが今までより楽しくなる子供は、その先の選手コースに進む可能性、水泳を長く続けていく可能性があります。小学生の頃のひかりんパパは、タイムの速さを求める練習を楽しいと感じました。
コーチの主観で泳げている、泳げていないを判断されるわけではありません。
タイムという絶対的な評価で、がんばりがストレートに評価されます。タイムが縮まらない時期は落ち込むこともあります。でも、その結果を受け入れることで、ひとつ大人になったと思っています。
3-3.4泳法を楽に綺麗に泳げるという、途方もなく高い目標
「4泳法を楽に綺麗に泳げる」という目標をかかげている方も多いです。
「楽に綺麗に」泳ぐためには、スピード練習をこなし、フォームの練習も行います。また、ドリルという泳ぎを整える練習もします。この一連の練習の中に「楽に綺麗に」泳ぐためのメニューもあります。「楽に綺麗に」泳ぐためには、良い姿勢でしっかりとしたフォームを崩さずに泳ぐ必要があります。
前に進む推進力と、なるべく抵抗が少ない体勢を両立させないと楽に綺麗に泳げません。
また、その姿勢とフォーム維持するためには、最低限の体力も必要になります。楽に綺麗に泳ぐには、選手として水泳に取り組まなければ到達できません。
3-4.ぜんそくの発作が出なくなった
ぜんそく発作の回数が減って、一定期間出なかった場合も目標達成といえるでしょう。
発作が出やすい季節がありますので、可能であれば他のスポーツで運動を続けた方がよいでしょう。また、他のスポーツを習う予定がなければ、スイミングを続けることをオススメします。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
水泳をやめる良いタイミングと理由をご案内いたしました。
「子供のスイミングはいつまで続けるべきか?」との質問には、時間の許す限り続けることをオススメします。塾や受験勉強、他の習い事もあるでしょう。そんな場合はスイミングスクールの回数を減らすなど、調整して続けることをオススメします。
数年間スイミングに通って、大人になって泳ぎが下手というのはもったいないと思います。
ひかりんパパは紆余曲折ありましたが、40歳で再度水泳に目覚め、マスターズ水泳を楽しんでいます。水泳にも才能の差はありますが、短距離走のように体力だけに応じた結果が出る訳ではありません。
それよりも、どれだけ長い期間、正しいトレーニングしてきたかが問われます。
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