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おこづかいゲームに参加、最適なモノを子供に買い与えることはベストじゃない

おこづかいゲーム

こんにちは、ひかりんパパです。

先日、地元の集会場で行われた「おこづかいゲーム」にひかりんと二人で参加しました。

このイベントは、一般社団法人親子の学び舎が主催、大田区が後援しているワークショップです。ひかりんパパを含めた保護者の立場では、おこづかいに関する気付きがあり、大変有意義な機会となりました。また、子供はおこづかいゲーム通じて、欲しいものにお金を使う判断に関して学べたと思います

また、ゲーム自体をも楽しく、楽しい時間を過ごすことができました。

今回は、「おこづかいゲーム」の概要、「一般社団法人親子の学び舎」が推奨する「おこづかい」の渡し方に関してご案内いたします

この記事はこんな人におすすめ
子供へのおこづかいの渡し方に悩んでいる人

1.おこづかいゲームとは?

「一般社団法人親子の学び舎」の主催するワークショップです。

「お金を管理する」

「計画を立てて使う」

「貯金の習慣を身につける」

の基本3点を楽しく学ぶワークショップを実施しています。

引用元:親子の学び舎のホームページにようこそ!

参加したのは小学校低学年向けのワークショップで、小学1年生と2年生が参加していました。

子供1人と保護者1人のセットが3組(計6名)で、「おこづかいゲーム」を行います。

2.おこづかいゲームのポイント

ゲームを始める前に、「おこづかいとは何か?」の説明がありました。

  • 家にあるお金は勝手に湧き出るものではなく、親が外に働きに出て稼いできたお金であること。
  • 家にあるお金は「必要なもの」を買う、「欲しいもの」を買う、「貯金」に分けて使うことを「やりくり」ということ。
  • 子供がもらう(親が与える)おこづかいは、「必要なもの」、「欲しいもの」、「貯金」に分けて管理することをオススメしていました。

3.おこづかいゲームの準備

ゲームを始める前に、おこづかいをどのように使うか予定を立てます。

参考例をご案内します。

項目 収入 支出
収入 おこづかい 800円
必要なもの 鉛筆 100円
はさみ 200円
欲しいもの カード 100円
お祭り わたあめ 300円
残金 貯金 100円

4.おこづかいゲームの進め方

4-1.子供の役割

最初に止まっているのは1日のマスです。

サイコロを振って、自分のコマを進め、止まったマスの指示沿って行動します。

主なマスをご紹介します。

  • 必要なもの:鉛筆などの文房具、必ずひとつ買わなくてはいけません。
  • 欲しいもの:お菓子やマンガなどを買います。買わなくてもかまいません。
  • クイズ  :クイズが出題され、正解すると半額券をもらえます。
  • 急な出来事:おじいちゃんからお金をもらう、転んでお金を落とすなど予想外の入出金が発生します。
  • お祭り  :25日のマス、必ず止まります。お祭りならではの、わたあめ、カキ氷などを必ずひとつ買わなければなりません。

4-2.保護者の役割

お金担当、クイズ担当、進行担当に分かれます。

役割は以下のとおりです。

  • お金担当 :子供にお金を渡し、お金を受け取る係です。
  • クイズ担当:止まったマス目よって、出題されるクイズを読む。引いたカードの内容を読みます。
  • 進行担当 :子供がサイコロを振り、止まったマス目によってやるべきことを指導していきます。

4-3.おこづかいゲームの終了

31日のマスに止まったら、その1ヶ月間のお金の収支をまとめます。

収入、支出毎に集計をとり、残金額とずれがないか確認します。また、残ったお金を「貯金」としてメモします。おこづかいゲームを2回実施したところでちょうど終了時間となりました。

4.おこづかいの与え方に関して講演

おこづかいゲームが終わったら、子供たちはカルタを楽しみ、保護者向けには簡単なセミナーがありました。

おこづかいの与え方に関しては、下記をオススメされました。

4-1.「必要なもの」の購入費用も合わせておこづかいを与える

子供に買い与えるモノは、保護者が最適なものを選んでいます

買ったけど消えない、紙も一緒に削れてしまう消しゴムを買った失敗の経験から、保護者はよく消える消しゴムがどれかを知っています。また、イラストが入ったかわいい鉛筆は、芯が硬く書きづらいです。

保護者は良かれと思って、よく消える消しゴムや、芯が滑らかで書きやすい有名文具メーカーの鉛筆を買い与えます

最適なモノを選べる理由は、過去の失敗した買い物から学んでいるからです。小学校に入学して間もない子供達には、おこづかいから必要なモノを買う経験して欲しいのです。

少々の失敗は多めに見てください

お金と役割を与えると、子供なりにしっかり考えて選びます。選ぶ役割にはおこづかいが必要です。文房具を買う費用も含めておこづかいを渡すことをオススメします

4-2.おこづかいはいくら渡したらいい?

お小遣いの金額はその時々で変更して問題ありません

小学1年生だから毎週100円、小学5年生だから月に1,000円という渡し方はオススメできません。それよりも、今月は鉛筆を1ダース買うから500円、自由に使えるお金が200円で7月は合計700円とします。また、8月は自由に使えるお金が200円だけなどとするのです。

最初は必要なものを買うためだけに、おこづかいを渡すと良いでしょう。消しゴムを買うために150円といった渡し方です。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?

ひかりんパパにとっては大きな気づきがありました。

ひかりんが小学校に入学するタイミングで、MONO消しゴムと、三菱鉛筆のユニを買い与えました

ひかりんパパにとってはベストな選択です。

でも、ひかりんはよく消えるMONO消しゴムではなく、どこかでもらったイラストのついた消えない消しゴムの方が好きです。また、イラストの入った芯が硬くて折れやすい鉛筆が好きです。

今後、文房具選びはひかりんに任せてみようと思います

文房具の買い物で失敗しても、ひかりんが少し不便になるだけです。この記事をご覧の皆さん、機会があればおこづかいゲーム参加してみてください。

きっと気づきがあると思います。

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